一般財団法人 梅原こども文化財団

アートとスポーツを通じて、世界中の子どもたちを笑顔にする

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財団について

『アートとスポーツを通じて、世界中の子どもたちを笑顔にする』

14年前、創設者・梅原伸宏会長が、2011年の東日本大震災時に現地の中学校の野球部の先生からの依頼を受けたことから、被災地の子どもたちに野球のグラブやバットを届けるG-LOVE活動は始まりました。

同年より、ドミニカ共和国の恵まれない子どもたちへ国内で使われなくなった野球グラブやバットを寄贈する活動も始まりました。

その後、東大寺様とコラボで大仏様の手のサイズのグラブを作り、国家大安と願い「大仏グラブ」を被災地の子どもたちと制作、奉納式典を執り行いました。熊本の震災では、その大仏グラブを野球グラブに作り直し、100個ほどグラブを寄付させていただきました。

2025年、これまでの任意団体で行っていた父のNPO事業をさらに加速させるため、財団法人化し、梅原和宏が代表として『アートとスポーツを通じて、世界中の子どもたちを笑顔にすること』をミッションにG-LOVE活動を継続して参ります。

梅原こども文化財団の活動

理事長挨拶

梅原和宏理事長

梅原和宏(うめはら・かずひろ)

  • ・一般財団法人 梅原こども文化財団 理事長
  • ・株式会社Amalgam 代表取締役社長
  • ・現代アーティスト
  • ・1993年、奈良県大和郡山市生まれ
  • ・同志社大学神学部中退

2011年、東日本大震災の復興活動として、父・梅原伸宏と野球グラブや必要物資を支援する非営利活動を開始。2012年、ドミニカ共和国のこどもたちへ野球グラブや物資の支援開始。2014年、祖父の会社である「ミカサ・スポーツ」に入社。野球グラブ職人として修行する。2015年、東大寺様とのコラボチャリティイベントである「東大寺大仏グラブ奉納式典」を事務局長として執り行う。3.6mのグラブの制作も担当。

2017年、株式会社プレジデント・ギア(現・Amalgam)設立。代表取締役に就任。2020年、コロナを機にアーティストとして活動開始。渋谷ヒカリエ、六本木ミッドタウン、複数の百貨店、ドバイ世界貿易センタービルなどで展示会を行う。2022年、友人と立ち上げた行政向けDXベンチャーを上場企業に売却。その資金で、アートギャラリー「Amalgam Art Gallery」を設立。2025年、父からNPO任意団体「梅原こども文化財団」を継承。非営利財団法人登記中。

団体概要

【名称】 一般財団法人 梅原こども文化財団

【設立】 2011年3月(法人登記中)

【所在地】

  • ・東京本部:東京都港区元麻布2-2-10
  • ・千葉支部:千葉県船橋市本町4丁目40−23 サドヤサザンテラス9階
  • ・大阪支部:大阪府大阪市北区梅田1-2-2 駅前第二ビル3階
  • ・奈良支部:奈良県大和郡山市朝日町239-6 ウメハラビル2階
  • ・長野支部:長野県松本市本庄1-3-18 アーツ本庄210号室
  • ・福岡支部:福岡県福岡市博多区博多駅前2丁目1−1 福岡朝日ビル 1階

【事業内容】

  • ・ペガサスの羽根募金活動
  • ・G-LOVE活動 被災地支援活動、国際支援
  • ・ぐーらんフェス 児童養護施設
  • ・ぐーらんラジオ 渋谷クロスFM
  • ・G-LOVEアート 障害者が描くアートレンタル事業
  • ・スポーツ、芸術領域における政策提言

【役員】

  • 会 長 梅原 伸宏(株)umehara&co.代表取締役会長
  • 理事長 梅原 和宏(株)Amalgam 代表取締役
  • 理 事 佐藤 吉文(株)ジャストプランニング【東証STD4287】 元・取締役副社長
  • 理 事 小原 穂子
  • 監 事 神宮寺達也(株)佐渡屋プランニングオフィス 代表取締役
  • 顧 問 世田 徹(株)経済界 特別顧問

活動内容

主に3つの領域で活動しています

被災地のこども支援

被災地のこども支援

東日本大震災、能登震災など被災地の子どもたちに野球グラブなどの物資を届け、スポーツを通じて笑顔と希望を取り戻す活動を行っています。

国際こども支援

国際こども支援

ドミニカ共和国の恵まれない子どもたちへ野球用品や物資を支援。日本で使われなくなった野球グラブなどを再利用し、国際的な支援活動を展開しています。

孤児・遺児の支援

孤児・遺児の支援

児童養護施設への物資支援やイベント開催を通じて、親がいない、または親と一緒に住むことができない子どもたちに楽しい時間を提供しています。

主な活動実績

G-LOVEプロジェクト

2011年、東北震災復興支援のため、被災地の野球少年、少女を励ますためのG-LOVE活動がスタートしました。被災地の中学校野球部顧問から、被災した野球部員への支援に関する相談があり活動が始まりました。

被災地は生活インフラである水や食料が必要なのは当然でしたが、津波でグラブやバットが流され野球ができなくなった子どもたちが落ち込んでおり、なんとか元気付けてあげたいという先生の願いを聞き届け、全国から3000個のグラブやバットを集め、福島県のいわき市、宮城県東松島市を中心に被災地に届けました。

G-LOVEプロジェクト

東大寺大仏グラブ奉納式典

東大寺大仏グラブ

東日本大震災の被災地に夢や希望が育まれることを願い、東大寺(奈良市)の盧舎那仏(大仏)の右手に合わせ作られた巨大グラブ(全長3・6メートル、重さ180キロ)が大仏に奉納されました。大仏殿前では携わった中学生らが奉納を記念しキャッチボールを楽しみ、交流の輪が広がりました。

その後、東日本大震災の復興支援として製作された巨大な野球グラブ「大仏グラブ」が、通常の大きさのグラブ52個に作り直され、東北や熊本地震の被災地の中学校に寄贈されました。

ドミニカ共和国への支援

2011年の東日本大震災の被災地のこどもたちに野球グラブを届けた経験から、野球用品に困っている子どもたちが世界にはいる情報をうけ、第一弾としてドミニカ共和国に野球用品を寄贈しました。

ドミニカでは30名が1つの野球グラブを使用し、ボールもボロボロのボールだけでした。バットはないため、太めの木の棒を使っていました。継続的にドミニカ共和国に野球グラブを届ける体制を作り、現地で活動できるサポーターも募集しています。

ドミニカ共和国支援

児童養護施設への支援

児童養護施設支援

親がいない、または親と一緒に住むことができない孤児、遺児の子たちに楽しい時間を提供したいという思いから、千葉の児童養護施設4施設、約200名の子どもたちに焼き芋をプレゼントしました。

児童養護施設は全国605施設、孤児は2万人もいるのが現状です。今後は1000名規模のイベント「ぐーらんフェス」の開催を計画しており、こどもたちに一生の記憶に残る瞬間を提供したいと考えています。

財団の沿革

2011年

・3月 被災地の野球少年、少女を励ますため、G-LOVE活動がスタート(会長、梅原伸宏のもとに、被災地の中学校野球部顧問から、被災した野球部員への支援に関する相談があり活動が始まる)

・4月 全国から集められた300個のグラブやバットを福島県のいわき市に届ける

・7月 宮城県東松島市で、震災復興ガンバロウ少年野球大会を開催(梅原氏によるグラブセレモニー兼グラブセミナー実施)

・8月 福島県で震災復興祈願の中学生野球大会およびグラブ講習会実施

・11月 G‐LOVE活動をドミニカ共和国にも展開

2013年

・7月 震災復興支援に取り組んできた郡山八幡神社が通称「グラブ神社」になる

2014年

・4月 宮崎県東松島市の子どもたちと1.6mの夢グラブを作製

・6月 大仏グラブ製作決定(梅原会長といわき市の中学野球部の先生たちが相談し、震災風化を防ぎ、未来に向けたシンボルとして大仏グラブの製作が決定される)

・7月 東大寺より震災復興を祈願した大仏グラブ奉納式の依頼授与

2015年

・3月11日 大仏グラブ製作発表会

・4月7日 福島県いわき市の子どもたちと大仏グラブの型紙作り(いわき市錦中学校にて)

・7月31日 愛知県名古屋市の子どもたちと大仏グラブの革の裁断(東大寺上司永照様も参加し、牛16頭分の革を裁断)

・8月23日 被災地の子どもたちと縫製作業開始(岩手県陸前高田市の中学球児、宮城県東松島市の野球少年少女、福島県の中学球児らが参加)

・10月 大仏グラブ完成(子どもたちが書き残した夢シートをグラブに入れ、大仏グラブが完成)

・12月26日 大仏グラブ奉納式典(東大寺大仏殿須弥壇上にて奉納式典)

2016年

・1月 東大寺大仏殿および大和郡山市城ホールにて展示

・3月11日 福島県いわき市にて東日本大震災復興祈願東大寺大仏グラブお披露目会